『取材:中国新聞 in みろこ石鹸』

2021.01.13
ポレポレ日記
今日、ポレポレファクトリーの自主製品の一つである無添加『三六五(みろこ)石鹸』を、中国新聞さんに取材して頂きました。
ポレポレファクトリーの商品や作業は、どれも、ポレポレが考える就労支援に欠かせない目的を持っています。
 
色んな作業経験や知識を積み重ねるということ以外にも、その商品自体の開発から関わり、
 
「喜んでもらうためのモノ=その人を助けるモノ」
 
という視点から出発し、「それはどういうものなのか?→どうすれば形になるのか?→手元に届けるには?」
 
さらに、「そのことによって、地域課題も手伝えないか?→私たちの業界の抱える課題はどうだろう?」
 
など様々な視点から考えていき、生まれたのが、、、
365日、毎日安心して使える石鹸『三六五石鹸(みろこせっけん)』です。
 
4年の歳月をかけて今の形になりましたが、それまでは試行錯誤の連続でした。
作り手(作業にあたるメンバーさん)が作業を拒否されるという経験もしました。
 
そうした困難を課題と試練と受け止め、皆んなで話し合って乗り越えてきました。
そうした、思いとこだわりの詰まった石鹸が、取材を受けて多くの人に知ってもらえたり、購入して頂いたお客様から、「使い心地良かったですよ」とか、「ありがとう」と直接言ってもらえると、ある報酬が獲得されます。
 
売り上げや工賃といったお金も大事な報酬のひとつなのですが、それよりも大切なのが、開発から関わり、途中からでもいいのですが、この石鹸のストーリーを知り、苦労を乗り越え、作っている段階から「石鹸の良さを実感したもの」「自分が納得しているもの」を、お客様に手渡して、直接、「ありがとう」と感謝される・・・この瞬間に発火されるかのごとく、ある「報酬」がもたらされます。
 
その経験こそが『自己効力感』が得られる、最大のメリットであり、ポレポレファクトリーの自主製品として作業にしている理由なのです。
 
自己効力感とは、成功の裏には自分がいて、その役割が果たせたと感じた時に得られる感覚報酬のことです。
 
喜ばれるものづくりの影には、自分が存在していると知覚できるのが良いのです。
 
これを獲得目的に石鹸作りがスタートしたと言っても過言ではありません。
 
就労に関する知識や経験も大事ですが、それよりも「人の役立つことって何?そのために自分に出来ることは何がある?」という思考が基本的な部分に身につくことが、自分が豊かに暮らしていくために最も必要なものではないかと思います。
 
小難しい言い方になったかも知れませんが、結局は、「作業している時はしんどいしけど、それで助かる人がいたり喜んでくれるので、自分も嬉しい!」
 
こういう感じかな。
 
人が喜ぶ事をした結果、何か自分を満たすものが返ってきて自分も豊かになれる。
 
これから就職したり社会参加していくうえで、これが基盤になると、きっといい仕事も見つかるし良い人間関係だって作れると思うんですよね。
 
中国新聞さんに掲載して頂ける日程ですが、分かり次第発表しますので、読んでみてくださいね。
 
あ、上記に書いたような僕の思いではなく、石鹸のできた経緯や作り手(メンバーさん)の思いなどをが載るんだと思います。
 
けど、発行されたらぜひ読んでみてくださいね~!
 
≪追記≫
昨年から、大変お待たせいたしております『お試しパック』ですが、順次発送しておりますので、順番が来ましたら連絡いたしますので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
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