何歳になっても「勉強」は大事!!

2020.01.13
ポレポレ日記

SST(社会生活技能訓練療法)ファーストレベル 2日間(10時間)講習に参加してきました。


広島市内で開催されたのですが、島根県や愛媛県、遠くは福岡県からも受講に来られてて、、、
正直、僕はよく知らずに直感的に参加したので、まず関心の高い人が多いことに驚きました。

 

受講者は、医療関係や訪問看護関係者が多かったように思います。

 

↓ケド、ちゃっかり一番前の席に座るww

 


もともと、このセミナーを受けようと思った動機が「医療・保健・福祉分野で求められるSST(ソーシャル・スキル・トレーニング:社会生活技能訓練)の知識と技術が基礎から学べる」ていうので、直感的に「良さそうなスキルだな」と感じたから。

それに、対人関係を中心としたソーシャルスキルのほか、利用者さんの服薬自己管理・症状自己管理などの疾病自己管理、問題解決スキルを高める方法がパッケージになっているというのも魅力でした。

何よりも、、、

SST は『希望志向』であり、

対象者(本人)の「出来ていない部分をどうするか?」ではなく、

『やりたい!』という部分から、具体的なスキルを身につけていくという考え方で、精神障がいを持つ人たちをはじめ、支援を必要とする方の希望に基づいた支援方法だということ。

加えて、「自己対処能力を高め(エンパワメント)、一人ひとりのリカバリーを目指して、SST を取り組む」というのを目にした時、、、

「こりゃ行かにゃいけん!」

と思い、ポレポレの職員さんを誘って参加しました!

これまでに、私もコーチングや心理カウンセリング、心理セラピー、ディスカッションスキル、ファシリテーションスキルなどの勉強をして資格も取り、そのスキルを活かしながらサポートをしてきたことに自負があります。

SSTも、1988年にアメリカの心理学がベースとなって日本に入ってきたものなので、コーチングやカウンセリングとよく似たスキルがありました。

もちろん、それらは今も役に立っています。

SSTは、さらに私たちが対象とする方々に「より、寄り添いながら本人のストレングス(強み)を引き出す力」や、

「形や行動として身につけていける」という所が優れていて、すぐに使えるスキルだと実感しました。

例えば、、、

知的に障がいがあり「誰にどう挨拶をすれば良いのかわからない」

AD/HDがある方で、注意散漫、多動性があり「大事なものでも気がつけば無くなっている」と悩んでいる方

鬱や精神障がいがある人が、対人トラブルを起こし「自分や他人を傷つけてしまう」という方にもSSTは使えるのです。

さらに、個人を対象とした1on1セッションだけでなく、職場やグループごとに行うことができるので、相談者だけでなく支援者にも応用でき、支援の質が向上しそうです。

 

ちゃんと「修了証」も頂きましたよ☆

 

で、、早速、今日からSSTで学んだスキルを使ってみました!

すると、これまでに聴いても語られることのなかったメンバーさんから、、

 

「私の人生、、本当は果たしたい事があるんです」と、、、

 

その言葉や思いを引き出すことに成功し、「今から出来ることは?」についても具体化な行動まで、

 

一緒に考えて決める事ができました!

 

これはすごい事だと思ったので、すぐに他の職員にもシェアすると、

 

へぇー!そうなんですねー!」と、みんな驚いていました。

という事で、、

 

今後も続けていきながらスキルアップしていき、職員全員がこのスキルを身につけ、メンバーさんそれぞれと向き合いながら、その方の「これから」が良くなるようサポートしていきます!

 

また6月には「発達障がい・知的障がい 支援職員対象SST講習会」があり、それにも参加する予定です!!

 

ご興味のある方、ご一緒しませんか?(^^)☆

 

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