ニュースの話題を理解するために(柳田のブログ)No,5

2025.03.10
フリーマーケット

今回は地政学的に大切なアフガニスタンについて纏めた後、「ジャスミン革命」から「アラブの春」へと繋がる謀略を理解します。

○アフガニスタン

WWⅠ後の1919年にイギリスから独立し、君主制国家となった。1973年には王制が倒され共和制となり、1978年には共産主義を掲げるアフガニスタン人民民主党が政権に就いた。しかし、これに対抗する武装勢力は激しい抵抗をして、全土を制圧する勢いとなった。そこで、共産主義政権はソ連に助けを求めた。

 

○ソ連軍のアフガン侵攻

ソ連のブレジネフ政権は、1979年12月24日(クリスマスイヴ!)

アフガニスタンにスペツナズとKGB要員を送り込み、その上でソ連軍を本格侵攻させた。イスラム教徒のムジャーヒディーンと称する兵士たちは、抵抗運動をジハード(聖戦)と位置づけ、世界中からモスレムの義勇兵が馳せ参じた。

アメリカのCIAやパキスタンのISI(軍情報部)などが背後で武器援助を行った。スティンガーミサイルなどを援助してソ連軍は苦しんだ、がそれ以上にアフガニスタンはケシの産地だったのでソヴィエト軍にヘロインなどの麻薬が蔓延した。しかし、1989年2月15日にソ連のゴルバチョフ書記長はソ連軍を完全撤退させる。やがて1996年にはパキスタンが作ったタリバン(1994年に結成した武装集団で、マドラサ<イスラム神学校>の学生をアラビア語で「タリブ」と呼び、その複数形をパシュトゥー語で「タリバン」という。)が国土の大半を支配した。アルカイダのビン・ラディンはスーダンに居たが、1996年5月に拠点をアフガニスタンに移し、そこからテロ活動を指揮した。そして、2001年9月11日にアメリカ同時多発テロを引き起こした。

 

○米軍のアフガニスタン駐留

汚職が絶えず、政治も行政も機能しなかった。そして、2021年8月末に米軍は撤退したのである。その結果、シャーリア(イスラム法)によって統治するタリバンが、再び支配し始めた。

 

○ジャスミン革命とアラブの春

ジョージ・W・ブッシュJr大統領は自国の石油にトウモロコシからバイオエタノールを作り出し(アメリカのバーボンウィスキーはトウモロコシから作ります!バイオエタノールはブラジルでは当たり前でした<ブラジルではサトウキビから作ります>なんか、酔っぱらいそうです?)、それをガソリンに混ぜて販売し始めたので(2005年からです!)、食料品価格が上昇し始めました。いつの時代でも革命はパンから始まる!ではないですが?食料を求めて一人の若者が焼身自殺をしたら,、IBMとGoogleの関係者が投入されてスマホのネットワークを利用してジャスミン革命が起こります。それに対してアメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・スウェーデンが特殊部隊やUAVやUCAVや戦闘爆撃機をイタリアのシシリーから送り込んだり、空母をシドラ湾に送り込みます!そのうえで、CIAやMI6やDGSEやBNDなどの情報部などがライフルやマシンガンとかをばら撒き民兵を支援していきます!

リビアのカダフィ大佐は最終的にアラブ人の民兵に殺されます!

○シリア内戦

自由シリア軍VSアサド軍が戦い内戦になった。これにスンニ派のIS(イスラム国)も介入した為、大量の難民が発生したため(660万人が国外へ、国内では670万人)、2015年9月30日からロシアが介入しIS(イスラム国)と戦闘を始める。2017年1月20日に、ドナルド・トランプが政権に就き、アサド政権とアメリカは戦うが、2019年から政策を転換して、ロシアと共にISと戦う。トランプ政権はシリアから手を引き、ロシアはアサド政権を継続させることに成功した。その結果、ロシアの中東でのプレゼンスが高まった。シリアにはロシアが使える、フメイミム空軍基地とタルトゥース海軍基地がある。2022年2月24日からご存じのように、ロシアがウクライナと戦争を始めて勢力が衰えたので、2024年12月7日に電撃的にアサド政権が崩壊した。約14年に渡る内戦に終止符をうつ!やがて、アサドはカプタゴン(アンフェタミン系の合成麻薬、北アフリカとヨーロッパに輸出していた)を密造・密売していたことが発覚、その他ケシからヘロインも作っていて、密売していた。これが、シリアの軍事資金源だつた。

 

○リビア内戦

リビアはオスマン帝国の支配下にあったが、1911年にイタリアの植民地にされた。WWⅡ後、1951年にリビア王国となるが、1969年9月ムアンマル・アル=カダフィ大佐(エジプトのナセルが軍人として大佐だったので、カダフィも大佐を名乗るようになって定着した)がクーデターを起こして、政権を奪取した。カダフィ大佐は欧米と敵対して、世界でテロを支援したため、1988年4月15日にアメリカとイギリスはカダフィの自宅を空爆し、養女を殺した。その報復として、1988年12月21日にパンアメリカン機を爆破する。犯人はリビアの情報部であり、270名の犠牲者を出したこの事件は、パンナムの経営破綻の一因にもなった。

その後、カダフィは対米融和に転換していき、2001年9月11日の同時多発テロを激しく非難した。さらに、2003年3月20日に始まったイラク戦争が終わると、サダム・フセインの二の舞になることを恐れて(イギリスの外交官がサダムの二人の息子ウダイとクサイの死骸の写真を見せて恐喝したらしい?)、更に対米融和を進め、2006年5月15日にはアメリカと国交正常化を成し遂げた。その結果、パンナムの賠償金として15ビリオンカダフィが払い、アメリカはカダフィに3ビリオン払った)。

2010年、ジャスミン革命が起こるとリビアにも波及する。2011年2月に内戦状態になる。NATOは反体制派の「リビア国民評議会」を支援して、8月には首都トリポリを制圧する。2011年10月20日にはカダフィは殺されてしまう。ここに、42年間にわたる独裁政権が崩壊した。

個人的にはカダフィ大佐は面白い事を語る人でした!

「シェークスピアはイギリス人ではなくて、アラブ人だった」とか、「イスラエルをアラスカに移してしまえ!」とかカダフィ発言・名言集をネットや本で調べてみると笑えます。イギリスの士官学校で英語を勉強していたので、イギリス絡みの発言が多かったです。「ローマ帝国は認めるが、大英帝国は認めない!我々リビアには昔カルタゴがあった、といい」「カルタゴはアラブ人の国ではなくフェニキア人の国ですよ!」と言うと、黙っていました!ダイアナさんの交通事故死に際して、「自国のプリンセスを殺すとは、イギリス人は悪い奴だと言ってました」

 

リビアでは、2015年に暫定政権「公民合意政府(GNA)」ができた。

バフタル将軍が率いる東部の有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」が、首都トリポリに進軍し、激しく戦った。

その結果、リビアから難民がヨーロッパに流出する原因になった。

西部ではドベバイが首相になり東部ではバシャガが首相になり東西で2つの政府、2人の首相が存在する状況となっている。

 

○リビアはア産油国であるにも拘わらず、インフラの整備や国民福祉を充実させることができていない。

2023年9月リビアで大雨が降り、東部で二つのダムが決壊し、大洪水になった。犠牲者は2万人を超えた。

<GNA>を支持する国や組織などには、

トルコ、イタリア、国際連合、アメリカ国務省、アメリカペンタゴン

<LNA>を支持する国や組織などには、

ロシア、エジプト、サウジアラビア、UAE,、フランス、アメリカトランプ大統領

○LNAの軍事力に頼る以外にはテロを防げないという現実的な判断の為、アメリカの政策は分裂し、リビアは混迷を極め結果的にロシアがワグネルという傭兵会社を使い進出してきて中東でプレゼンスを増した。

国務省とペンタゴンはGNAを支持して、トランプ大統領はLNAを支持するというねじれが起こってます。

はっきり言ってアメリカの中東政策は失敗の連続です。

 

<ポレポレ・コマーシャル>

3月15日にアルパーク西館・「無印良品」のコーナーでフリーマーケットを開催します。時間は午前10時~午後15時です。

いつもどうり、「三六五石鹸」(ヒノキ、ヨモギ、麻炭)や「練り香水」などや、その他にもポレポレのオリジナルな商品を販売する予定なので、是非アルパークまで足を運ばれたのでしたら、西館の「無印良品」のコーナーで

ポレポレの販売コーナーを見つけてください!

この看板があるところで、私達は販売しております!

是非お越しください!お待ちしております!

PayPayも扱っております。

  • 前の記事
  • ブログ一覧
  • 次の記事